【日々の秋服】 暮しの手帖のグリーンショップに掲載されたアイテムでコーディネイトしてみました

長くて暑い夏が終わるころをめがけて、ちいさな集まりやイベントのお誘いがとどくようになりました。改まった場でもないかぎり(私の目線がそうなのかもしれないけれど)多くの方がカジュアルなスタイルで日常服に近い印象。皆さんリラックスしたおしゃれでお出かけを楽しんでいる様子です。

さて、暮しの手帖のグリーンショップに掲載された日々の秋服「どう着合わせましょう?」ということで試してみたコーディネイトをご紹介します。グリーンショップのバイヤーHさんと制作した秋服の着用シーンとともにお楽しみください。

日々デザイナー:小森真寿美

秋のコーディネイト

ちょっときちんとしたい外回り
どんなに忙しいときでも、さらりとはおるだけで、気になるボディラインを拾わず、すっきり見えて、しかも様になるのが”ジレ”のいいところ。少しきちんとして出かけたいシーンや、お仕事の外回りなどにも好印象なコーデです。ジレはややカジュアルな印象がありますが、清潔感のある白いシャツとワイドパンツを合わせれば、きちんと感が出て大人のおしゃれスタイルに。スニーカーを合わせて堅苦しくなり過ぎない上に、長時間歩き回っても疲れしらずです。

話題の監督の作品を見に映画館へ
楽しみにしていた話題の監督の作品を見に映画館へ。白ベースのトップス+ボトムに、ジレの縦長のラインでちょっぴりシャープな印象です。上映が終わって外へ出てみたら、まだ早い時間というのにすっかり暗くなったりして・・・・。秋は昼夜の寒暖差の大きい季節ですが、ジレは脱ぎ着が楽ちんで温度調整も簡単で安心。映画の感想を話しながら楽しむディナーにもぴったりなコーデは、ダークカラーのブーツと柄バッグで引き締めて。

何でもない日も、お仕事の日も
いつもの何でもない日、ジレをはおったら、それだけで普段着がちょっぴりシックなおしゃれコーデになりました。朝や夕方の家族の送迎で駅周辺に行ったり、お買い物に出たりした時に、知り合いにばったり出会っても恥ずかしくないスタイル。もちろんお仕事だって問題なし。何でもない日もおしゃれして、ステキな大人の日に様変わりさせちゃいましょう。これなら気分も上がって、毎日の面倒なルーティンも気持ちよくこなせそうです。

夜景が魅力的なホテルで同窓会
学生時代の友人から夜景が見えるホテルでの同窓会のお誘い。久々の再会におしゃれもしたいけど、晩秋ともなると気温変化が気になります。こんな季節に重宝するのがウールのヘリンボンコート。布の密度がギュッとこめられているから、寒さをブロックしてくれる上に見た目はおしゃれ。肌寒さの不安も解消しつつ、きちんと感も出せるコーデは、若い頃に戻って思いっきりはしゃいでも上品な印象がキープできちゃいます。

記念日に人気のレストランでビュッフェディナー
ちょっとした記念日に、ずっと前から行ってみたかった人気のレストランでビュッフェディナー。大人ガーリーなムードが新鮮なベストを、すぽっと着れば今っぽい秋スタイルの完成です。腕や肩周りの動きが妨げられないので、ビュッフェでいろいろな種類のお料理やデザートを選ぶ時も気になりません。秋はダークな着合わせになりがちなので、ボルドーのタイツをさし色にして華やかさをプラスしました。すっきりバランスのいい着こなしのできあがりです。

過ごしやすくなった夕方、いつものコースより少し先の公園までお散歩
秋の爽やかな晴天が続く日はいつものお散歩コースをはずれて、少し先の公園まで足を延ばしてみたくなります。いつの間にかストレスは解消して、気分もリフレッシュできそう。外で急に冷たい風に吹かれても、ジャケットの中はやわらかな吊編み天竺のタートルネックで首元は暖かだから、心配は無用。歩き疲れたら、ちょっとカフェに寄り道して休憩しようかな。おしゃれなカフェにもしっくり馴染む、大人の普段着です。

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